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 「JIMAインターネット医療フォーラム2005」演者発表要旨



                      ■日時 2005年12月14日(水) 13:00〜17:00

                      ■場所 東京・高輪和彊館(たかなわわきょうかん)


 1 基調講演


   「ネットワーク社会における医療情報とは」


         辰巳 治之
         (札幌医科大学大学院医学研究科生体情報形態学(解剖学)教授
          日本インターネット医療協議会理事長)


   要旨:昨今、ネットワークというと、インターネットを意味することが多く、
   昔、internetと、いわゆるthe Internetとを分けて使っていたのと同じように、
   最近ではthe Netとさえthe Internetを呼ぶようになり、米国のみならず日本
   においても我々の生活に深く入り込んできた。しかし、本当にインターネット
   を使いこなしているか?
   高度情報化社会のよさをフルに利活用しているか?というと、まだまだ医療系
   においては不十分であり、理論的には全ての生体データ等をコンピュータに入
   力すれば、病気を治してくれ、さらには、病気になる前にその芽を摘んでくれ
   るような防衛医療のシステムを実現可能ではあるが、その道のりはまだ遠い。
   そこで、現在のネットワーク社会を分析し、そこに生体情報形態学的解釈を加
   え、「戦略的防衛医療構想」を練り、情報薬なるものを提唱し、この情報薬の
   開発とそのタイムリーな処方について研究開発を推し進めていることについて
   発表する。




 2 一般口演

  1)「医師のプロフェッショナル・ネットワーク事業【プラメド】のご紹介」

             平 憲二 (株式会社プラメド)

   要旨:プラメドは4人の医師が中心となって起した大学発ベンチャーです。
   「医療にかかわる人々の活動を情報技術で支援し、医療の質の向上に寄与する」
   ことを理念とし、現在は医師・歯科医師を対象とした、WEBアプリケーション
   (グループウェアなど)と調査・研究支援サービスを提供しています。本発表で
   は、現在提供している事業がどのように医療に貢献するのかについてご報告いた
   します。



  2)「医療関係者向け情報サイトの信頼性確保への具体的対応について」
       〜株式会社ツムラ様のJIMAトラストマーク取得の事例〜

             福地 正美 (株式会社ソルクシーズ)


   要旨:医療・健康関連の情報は、インターネットで検索することで誰でも簡単に
   入手することが可能であるが、その情報が医学的に正しい情報であるか疑問に思
   うサイトが多々見受けられる。JIMA「eヘルス倫理コード」に対応し、JIMAトラス
   トマークを取得・掲載することで、そのサイトの信頼性を確保し、維持して行く
   ことは、情報提供者にとって一つの努力目標となる。その手助けを行うeヘルス倫
   理コードアドバイザーの役割について、事例をもとに紹介する。



  3)「クリニックにおける個人情報保護対策について」
       〜医療法人社団南青山アイクリニック様の取り組み〜

             川田 亮 (株式会社ソルクシーズ)


   要旨:現在、医療法人社団南青山アイクリニック様にて個人情報保護に関わるコ
   ンサルティングをさせて頂いておりますが、個人情報保護の取り組みにおけるポ
   イント、取り組みの過程における課題、その対策等、医療法人社団南青山アイク
   リニック様の了解を得て、支障のない範囲でその実例を紹介させて頂きます。



  4)「ホームページの技法−患者さんの目線に立って」

             小松 楠緒子 (明治薬科大学社会学研究室)


   要旨:高度情報化にともない、医療機関のホームページは数多くみられるように
   なった。しかし、その質に関しては玉石混交で、患者の立場からは、意図がわか
   りにくいものもある。本発表では、読みやすいインターネット・コンテンツのつ
   くり方について患者の目線から述べる。



  5)「医療情報の非対称性解消への提言」

             坂本 憲枝 (消費生活アドバイザー)


   要旨:患者が病院を選ぶための情報がどのように発信されているか都内300床以
   上の一般病院89病院のの待合室、HPを調査した。医療の情報提供には偏り
   や病院間の格差があり、患者が欲しい情報は少なかった。市民・患者が求める
   情報と病院が提供する情報には厳然と情報の非対称性が存在している。この非
   対称性を解消するにはどうしたらいいか?



  6)「患者会活動とインターネット」

             武石 仁身 (特定非営利活動法人アラジーポット)


   要旨:情報としての会報を発送する資金もなく、仲間が集まる場所もない中、何
   とかして社会、特に教育機関でのアレルギーの正しい理解をと願ったとき、それ
   を可能にしたのはインターネットでした。数名の仲間と始動したアラジーポット
   が、設立3年で沖縄から北海道までの850名を超える登録メンバー、サポータ
   ーの方々が活動を支えてくださるNPO法人となれた要因の一つは、インターネ
   ットであると考えています。「アラジーポット」の活動とインターネットの活用
   をご紹介させていただき、従来の患者会活動との相違点や活用の留意点を述べさ
   せていただきます。





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