JIMAマーク

 「JIMAインターネット医療フォーラム2001」発表要旨





 

JIMAトラストマーク運用試験の中間報告とプライバシーポリシー作成支援ツールの紹介

            三谷博明(日本インターネット医療協議会事務局長)



インターネット上で医療や健康に関する情報やサービスを提供するに際して、その質をいかに確保するかという課題に対し、Self-Regulationsの原則にたち、情報やサービスの提供者が自律的に質を維持していこうという考え方がコンセンサスを得つつある。JIMAではその実際の行動プログラムとして、本年6月より、トラストマークによるサイト認証とセルフアセスメント情報の提供を柱としたトラストプログラムの運用を開始した。セルフアセスメント情報は、単にウェブサイト運用ポリシーを開示するというだけでなく、サイト運営者が、セルフアセスメントという自己分析作業の中で、サイトの運営にあたって留意すべきポイントを提示してくれるものでもある。

8項目からなるセルフアセスメントのうち、アセスメント作業の難しさが感じられたのは、プライバシーポリシーの策定であった。いつ、どんな個人情報が取得され、どう利用されるのか、といったプライバシーポリシーを構成する要素の分析からポリシーの策定作業が始まるが、個人情報の取得プロセスを把握するには、インターネットの仕組みやcgi、cookieなどのプログラミング言語がある程度理解できなければならず、この点、専門家でない医療関係者や患者、利用者にとってはハンディとなっているようにうかがえた。

この負担を軽減するため、プライバシーポリシー作成にあたり、予め用意された質問に対話式に答えていくことで基本的なポリシーの文章を自動作成できるツールを考案した。同時に、作成されたポリシーをプライバシーポリシーシートとして、JIMAのディレクトリーに登録し、セルフアセスメント情報の一部として利用できるようにした。これにより、プライバシーポリシーの作成が容易になり、セルフアセスメント作業の円滑化が期待できる。また、プライバシーポリシーの要件は環境の変化につれ変わっていくものであり、適宜リスクアセスメントと並行したポリシーの再評価・見直し作業が必要になってくるが、この点でも関係者が課題を共有していく中で、さらなるバージョンアップがはかられ、プライバシーポリシーのあるべきかたちが追求されていくことも期待できる。

本演題では、トラストマーク運用試験の中間報告と、プライバシーポリシー作成支援ツールの紹介をさせていただく。

参考:
トラストマークについて
 http://www.jima.or.jp/trust/aboutmark.html
トラストマーク付与サイト一覧
 http://www.jima.or.jp/assessment/sform.cgi
プライバシーポリシーセンター
 http://www.jima.or.jp/privacypolicy/guide.html




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