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 JIMA ニュース バックナンバー 2002年8月号 (Vol.14)





 



┏━━━━━━━━━  ◎ Mail News for JIMA Member ◎ ━━━━━━━━━━┓

  □■□■□■ ☆ JIMA ニュース ☆  [ 第 14 号 ]  2002-8-31 □■□■□■
                 ・・・・・  from Japan Internet Medical Association
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            目      次
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【1】地域の医療機関情報へのアクセスに関するアンケート調査のお願い
【2】経済産業省委託研究事業でインターネットの医療系サイトの実態調査(1)
        〜「インターネット倫理問題に関する調査研究」より〜
【3】「JIMAプライバシーポリシーセンター」をご利用ください
【4】トラストプログラム新規サイトの紹介 (8月度)

 ==★ 事務局から ★==
   ・年会費更新手続きのご案内
   ・会員情報告知板をご利用ください
   
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【1】地域の医療機関情報へのアクセスに関するアンケート調査のお願い
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 現在、厚生労働省では「インターネット等による医療情報に関する検討会」とい
う検討会が開催されています。
 一部、専門紙などで報道されていますが、検討会の目的は「現在、インターネッ
トの急速な普及などにより、情報の伝達手段が多様化し、医療機関情報や診療情報
等を発信する医療機関や第三者機関が増えてきている現状を踏まえ、患者に対する
医療情報の提供方策(提供主体、内容、方法等)について幅広く検討する」ものです。
 6月19日に第1回目が始まり、これまで月1回のペースで3回開かれてきました。こ
の検討会には、医師会、医療機関、市民等、各分野の代表者が参加されていますが、
JIMAからも三谷(事務局長)が参加させていただいています。
 これまでの検討会で、情報提供主体を公的主体、私的主体と分けて、それぞれの
立場から情報公開を積極的に行っていくということを基本線で確認すると同時に、
提供方法においては「国民が欲している情報ではあるが、現時点では客観性や検証
可能性が充分といえないものについては、客観性を高めるための取組を進める」と
の考えが示されています。
 また、「既に客観性が十分な情報については、情報提供を積極的に進めることに
より、国民の医療情報に対する信頼性を高める。その際、まずは、公的主体による
提供を促進するものとし、提供する情報の具体的な範囲について議論を深めてはど
うか」というような方向性も提示されたところです。
 さて、この「公的主体による情報提供」について、利用者からみた公的サイトの
現状に関する議論の参考資料としてデータを提供させていただきたいと思い、以下
のようなアンケートを、JIMA会員の皆さまにご協力お願いさせていただくことにな
りました。
 すでに、別途メールにて案内させていただきましたが、まだの方がいらっしゃい
ましたら、ぜひ、ご協力をお願い申し上げます。

・アンケート対象

 JIMA会員、理事会、運営委員全員が対象です。医療関係者、患者、市民等の立
 場は限定しません。

・アンケート方法

 下記のページにアクセスし、質問に回答、送信ください。自由回答のコメント
 を歓迎します。回答は一度限りでお願いします。

  http://www.jhn.ne.jp/cgi-bin/csvmail/csvmail.html

・回答期限

 平成14年9月3日までにご回答をお願いいたします。

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【2】経済産業省委託研究事業でインターネットの医療系サイトの実態調査(1)
        〜「インターネット倫理問題に関する調査研究」より〜
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 財団法人医療情報システム開発センター(MEDIS)では、経済産業省から委託を受
け、平成 13年度医療情報利用促進調査研究開発事業の一環として、保健医療分野に
おけるインターネットによる健康・医療情報の提供に関する実態調査を実施しまし
た。
 調査の目的は、インターネットを利用して行われる医療相談系サイト、あるいは
インターネットで情報公開している病院や診療所のホームページの実態調査を行い、
医療分野におけるインターネットの有効な利用法の検討、あるいは倫理的な観点か
らマナー集やガイドラインの検討に資すること、となっています。

 今回の調査内容は、大きく以下のように3つに分かれています。
(1)インターネット上で医療相談を行っているサイトの提供実態に関する調査
(2)医療相談サイトの利用事例調査(医療関係者、利用者の意見収集も含む)
(3)病院や診療所などの医療機関のサイトの数や提供方法に関する調査

 一番目の、医療相談サイトの提供実態に関する調査は、平成13年11月6日から平成
14年3月8日までの間で行われ、検索エンジンの「Google」「Goo」「Yahoo」の3種
のエンジンから絞り込まれた522件が調査対象となりました。
 その内訳は、医療機関が37%、医療関連総合サイトが29%、医療相談・健康相談
サイトが11%でした。運営者別では、医療機関40%と医師12%で50%を超え、医薬
品メーカーや薬局などの健康サービス会社10%、個人8%、医師会7%などとなって
いました。
 まず、運営者に関する情報開示では、住所、電話番号のいずれも記載がないもの
が29%にものぼっていました。
 また、医療相談時の個人情報の提供に関しては、入力フォームによる方法、メー
ルによる方法が主でしたが、この際、SSLなどの暗号化を利用しているサイトはほと
んどありませんでした。
 医療相談の回答者をみると、医師が38%、データベースによる参考情報的な回答
が 21%でした。回答者が不明のケースも20%ありました。医療機関や医師が運営
するサイトでは、医師または医療機関が回答している場合が多く、どちらが答えて
いるかわからないものが一部ありました。また、相談対応者の所属や略歴などの詳
細情報が記述されているのは約4割でした。
 医療相談の費用の有無については、回答者がボランティアとして協力しているケ
ースがほとんどで、有料のところは4%しかありませんでした。
 インターネットを利用した医療相談は、対面ではなく、相手から得られる情報も
少ないことから、あくまでも参考情報の提供であるにもかかわらず、医師や医療機
関が運営しているサイトでは診療と誤解される恐れがあります。そこで、医療相談
が診療行為でないことを明示しておく必要がありますが、診療でないことをきちん
と明示しているサイトは、19%しかありませんでした。また、医学情報は日進月歩
で変化していくもので、提供される情報が必ずしも正確であるとは限らないことを
告知しておくほうが望ましいとされますが、提供される情報が正確であるとは限ら
ないことを利用者に説明しているサイトは17%、利用者の自己責任の原則を明記し
ているサイトは20%でした。
 次に、医療相談においては、プライバシーの扱いへの配慮が求められますが、個
人情報の保護方針であるプライバシーポリシーをサイトに掲示しているところは5%
と低い水準にとどまっていました。

 調査のまとめにあたり、研究班では、信頼性などの倫理面から、「医療相談、健
康相談は対面ではない限られた情報の中で行うことから、診察ではないこと、参考
情報に過ぎないこと、提供される情報が正確とは限らないことを明示し、さらに自
己責任で活用するように注意を喚起しなければならない。しかしながら、医療相談、
健康相談のサイトだけ見ても 30%から40%しかこれらの項目を明記しているサイト
はなかった。この情報を利用している患者は、医学的知識が十分あるわけではない
ので、相談に対して返されたアドバイスを鵜呑にして実行してしまい危険な状態に
陥る可能性がないとは言えない。運営者が明確でないサイトなどの情報を鵜呑にで
きないのはもちろんであるが、運営者が明確なサイトにおいても、このような重要
な情報は、各ページのわかりやすい箇所に明示されるべきである。また、医療相談
・健康相談サイトに比べて、医療機関のサイトのほうが告知をしていない場合が多
いが、医師が自分で作成しているサイトの場合、これらの条件を利用者は常識的に
理解して利用しているとの認識の元で記述されていないようである」と考察してい
ます。
 また、「相談すると、その病院に誘導されるようなサイトも見受けられ、このよ
うなサイトも倫理上問題があると考えられる」としています。
 なお、研究班では、今回調査対象となったサイトの抽出率から、現在インターネ
ット上では医療相談系のサイト数は、1,000から1,500にのぼると推測しています。

 続いて、二番目の医療相談系サイトの利用事例に関する調査は、2002年2月に、実
際に医療相談や医療情報を利用した経験のある人214名を対象にアンケート調査を行
いました。回答では、医療相談を利用した理由としては、「無料でアドバイスが受
けられる」「病院に行かなくても気軽に相談できる」「24時間いつでも使える」「病
院に行く前に調べたかった」などがあげられていました。また、この時、利用した
サイトの選定方法は、検索エンジンによるものが半数以上、リンク集からが4分の1
となっていました。
 医療相談の利用に際して、不安に感じたことは、「個人情報が漏れる」と「回答
が正確ではないかもしれない」がほぼ首位で、続いて「運営者が本当に名乗ってい
るとおりの存在か不安であった」もあげられていました。
 また、インターネット上の医学データベースから自分で情報を検索していくサイ
トの利用者においては、40%以上の人が「自分で行った診断が間違っているのでは
ないか」と思ったり、3人に1人が「提供される医療情報自体が正確ではないかもし
れない」と思ったりしていることがわかりました。
 こうした中で、医療相談の結果、「アドバイスに従い症状が悪化した」というト
ラブルや、「情報の二次利用や誤解による事故」あるいは「高額な費用を搾取され
た」という問題事例も発生していました。
 医療相談により、病気の早期発見ができたり、医学情報が正しい治療法の選択や
診察前や診断後の情報収集に役立ったという有用事例も少なくなく、うまく活用す
れば利用価値もあることから、トラブルを未然に防ぎ、今後起りうる問題に対応で
きるよう、ガイドラインや法律の整備が必要だとする意見が、患者、医療関係者双
方からのヒアリング調査でもあがっていました。
 「インターネット上の情報の正確性や扱いに関しては、利用者が常識的な判断に
より取捨選択して利用している。しかし、情報があまりにあるために、インターネッ
トに不慣れな人などが混乱し、一部トラブルに巻き込まれている。ガイドラインの
整備だけでなく、利用者を優良なサイトに導いていく仕組みも望まれている」と報
告書は記しています。
<以降、来月号に続きます>

 注:この研究調査事業では、研究調査に並行して、「インターネット倫理問題検
討委員会(委員長はMEDISの開原理事長」が開かれ、JIMAから、運営委員長の西藤先
生と三谷(事務局長)の二人が参加させていただきました。
 調査事業は、本年3月に完了していましたが、調査報告書が遅れていたため、報
告も遅くなりました。上記の要旨は、同報告書をもとに三谷がまとめたものです。

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【3】「JIMAプライバシーポリシーセンター」をご利用ください
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 自分のWebサイトでメールなどでの医療相談等を受けられている場合には、個人情
報を扱われていることになり、個人情報の取り扱い方針を定めたプライバシーポリ
シーを策定することが望ましいとされています。
 プライバシーポリシーの策定にあたっては、どのような個人情報を収集し、どの
ような目的に使い、どのように管理するのか、等の具体的な方針をわかりやすく明
文化していく工程が必要になってきますが、慣れない人には難しい作業に思われま
す。
 JIMAプライバシーポリシーセンターでは、このプライバシーポリシーの組立てを、
サイト運営者がひとつひとつの質問に対話式に答えていくことで、ポリシーのひな
型を完成できるプライバシーポリシー作成支援ツールを提供させていただいていま
す。トラストマーク使用者またはJIMA会員の方なら、無料で使用できます。トラス
トマークはまだだけれど、プライバシーポリシーはつくっておきたいということも
可能です。ご希望の方は、下記のサイトの案内をごらんの上、「プライバシーポリ
シーの作成キー希望」とのメールを事務局までお送りください。

■参考サイト:
・プライバシーポリシーセンターについて
  http://www.jima.or.jp/privacypolicy/guide.html
・プライバシーポリシー作成ページ
  http://www.jima.or.jp/privacypolicy/pform.cgi?mode=msg_form
 
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【4】トラストプログラム新規サイトの紹介 (7月度)
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 平成14年8月1日より、8月31日の間に、下記のサイトがトラストマークを取得し
トラストプログラムを開始されました。各サイトのセルフアセスメント情報は、
以下のマーク付与サイト一覧ページから参照できます。(一部、マークを掲示中の
場合もあります)

  http://www.jima.or.jp/assessment/sform.cgi

▼項目、上からWebサイト名、URL、運営事業者(又は個人)名です。(順不同)

・ライフケアネット
・ http://www.j-his.co.jp/lifecare/index.html
・株式会社ビジョンヘルスケアズ

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 == ★ 事務局案内 ★ ==
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■今月のJIMA POST(ネット意見箱)投書数

 8月度のJIMA POSTの投書記事数は以下のとおりです。

 投書記事数  0 件

 過去の記事内容は以下のページから閲覧できます。(ID、パスワードが必要です。
忘れた方は事務局まで)

  http://www.jima.or.jp/kaiin/kaiin_post.html

■年会費更新手続きのご案内

 年会費更新の手続きは下記ページでご案内しています。特に、事務局からは更新
のご案内を個別には行っていません。当会の活動の運営基盤を維持するため、ご協
力をよろしくお願いいたします。

  http://www.jima.or.jp/INFO/k20010503.html

■JIMA会員情報告知板のご利用をお待ちしています。

 会員向けに案内したい情報やご自身のWebサイトでの更新情報などがあれば、何
でも自由にご投稿ください。興味深い話題があれば、「JIMAニュース」編集部から
取材させていただくこともあります。

 会員ページから下記ページへ。
  http://www.jima.or.jp/cgi-pobox/wwwbbs.cgi
    
■JIMAニュースのバックナンバーを掲載しています。

 途中から入会された方や再確認用にJIMAニュースの記事バックナンバーを下記
にアップしました。

 会員ページから下記ページへ。
  http://www.jima.or.jp/NEWS/jima_news.html

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_/_/_/_/_/ 次号は2002年9月末頃にお届け予定です。(月1回発行)_/_/_/_/_/ 
                  ★  投稿、寄稿を歓迎します!! ★
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 【配信先の変更、配信中止の受付】 info@jima.or.jp まで
 【ご投稿、情報提供】 post@jima.or.jp まで
 【発 行】 日本インターネット医療協議会 http://www.jima.or.jp
       会員ページ http://www.jima.or.jp/kaiin.html  
 【企画・制作】 JIMA事務局、運営委員会
        〒164-0001 東京都中野区中野3-44-15
        TEL 03-3384-8018 FAX 03-5456-4463
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