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 JIMA ニュース バックナンバー 2004年3月号 (Vol.33)





 


□■□■□■ ☆ JIMA ニュース ☆  [ 第 33 号 ]  2004-3-31


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  □■□■□■ ☆ JIMA ニュース ☆  [ 第 33 号 ]  2004-3-31 □■□■□■
                 ・・・・・  from Japan Internet Medical Association
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            目      次
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【1】厚生労働省「医療情報ネットワーク基盤検討会」中間とりまとめへ
【2】JIMA定時総会を6月16日に開催予定
【3】「eヘルス倫理コード」基準での更新審査が未完了のサイト運営者の方へ
【4】「JIMAプライバシーポリシーセンター」をご利用ください
【5】トラストマーク新規・更新サイトの紹介 (3月度)

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【1】厚生労働省「医療情報ネットワーク基盤検討会」中間とりまとめへ
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 昨年6月から厚生労働省で開かれている「医療情報ネットワーク基盤検討会」
(当協議会事務局の三谷が委員参加)につきまして、先日3月19日に第7回目検討会
が開催され、本検討会の中間取りまとめ案が発表されましたので、ここで概略を
報告させていただきます。確定版ではなく、その前の取りまとめ案の段階であり
ますが、検討会での議論の方向性を理解いただくのにご参考になればと思います。

 本検討会は、「医療分野における電子化の諸課題について、最近の技術発展や
電子署名法、行政手続オンライン化三法の制定等の精度基盤の整備を踏まえ、新
たな環境に則した検討を行う」ことを目的としてスタートしました。昨年10月か
らは、本検討会のもとに、(1)書類の電子化、(2)診療録等の電子保存、 (3)公開
基盤の3つの課題について作業班を設け、詳細な検討を行ってきました。

 わが国における医療情報ネットワークについては、「医療にかかわる数多くの
機関が、相互に情報交換可能な環境下で電子化を進め、これらの機関の間で必要
な情報の授受が行われることにより、投薬や検査の不要な重複を防止したり、体
質等により投与してはいけない薬の情報を共有したり、円滑に診療予約を行うこ
とが可能となり、安全性、患者サービスの質、利便性が向上するものと期待され
る。また、複数施設における診療データの統合的な分析が可能となり、医学・医
療の向上に寄与することが期待される。」というように情報ネットワークの意義
を確認しています。

 これまでに、「診療録等の電子媒体による保存について」「診療録等の外部保
存に関するガイドラインについて」等の通知やガイドライン等により示されてい
る諸要件についての理解がまだ十分に浸透していないことも踏まえ、環境の変化
の中、既存のガイドラインの見直し、利用可能な技術にも言及していくとしてい
ます。

 具体的には、電子署名法に適合した電子署名・認証の手法を現実に運用してい
く仕組みである公開鍵基盤のあり方を検討し、これとの関連づけにおいて文書の
電子化及び電子保存について以下のように検討を行ってきました。

1 医療における公開鍵基盤(Public Key Infrastracture:PKI)のあり方について

・署名または記名押印が義務づけられている書類については、電子署名及び認証
業務に関する法律(いわゆる電子署名法)に適合した電子署名及び電子認証の技術
を用いることにより運用が可能と考えられる。

・電子化された診断書等への医師等の署名については、本年1月より運用開始され
た公的個人認証サービスの活用により医師等の自然人としての認証を行う方法、
または電子署名法による民間の認定特定認証局の発行する証明書を用いる方法が
ある。前者については、住民基本台帳における4情報(氏名、生年月日、性別、住
所)が証明書内で扱われるため、医師等のプライバシー保護の観点から問題がある。
また、後者については、利用コストがかかり、幅広く活用するには現状では難が
ある。

・上記の2つの方法は、いずれも自然人としての医師等の個人認証を基本とするも
のであるが、電子化による効果を真に発揮させるためには、署名自体に公的な資
格を確認できる機能があることが望ましいとの観点から、保健医療分野に適した
公開鍵基盤(ヘルスケアPKI認証局)の整備を目指してさらに検討を継続する。

・基本的な方向としては、認証局はISO/TS17090準拠とし、資格はhcRoleを用いる
ことが考えられる。政府や自治体への電子申請では、申請者本体については公的
個人認証または民間の電子証明書を用いて本人を認証し、診断書等の医療関係の
添付書類には作成者である医師等に係るヘルスケアPKIの署名を付すことが想定さ
れる。

・将来、医師等免許・資格に関する電子化された台帳の整備が不可欠になるもの
と考えられるため、登録方法やデータベースの整備法について検討していく。

2 医療に係る文書の電子化についての検討状況

・これまで電子的な交付、運用、保存等が認められてこなかった文書について、
これを電子化することによって、医療の質の向上、効率化、利便性の向上等の効
果が期待され、「電子化による負の影響が克服可能なもの」については、必要な
要件を明らかにしつつ電子化を進めていくことを念頭において検討する。

・医師または歯科医師の署名が必要なため電子化が認められてこなかった診断書、
放射線の照射録は、電子署名法に適合した電子署名のなされたものは署名もしく
は記名押印された文書とみなすことができる方向で検討する。

・国民生活にもなじみが深い利用頻度の高い書類のひとつである薬の処方せんは、
利用者の視点を重視しながら電子化の意義を明らかにしていく。

・処方せんの電子化にあたっては、薬局における薬剤師が処方内容に係る処方医
への疑義照会を行う場合に、その円滑な実施を可能とすることや、薬局における
調剤済み処方せんに薬剤師の記名押印または署名を行う等の措置を行ったり、こ
れを保存することに支障がないことを条件とする。

・処方せんが交付された後に、処方せんの有効期限内における患者の病状変化に
留意しながら、処方に関する情報を電子メール等で患者等が医療機関等から自ら
の希望する薬局に電子的に伝達することを可能とすることは、利便性向上を期待
する患者のニーズに応えるものであると考えられる。

・処方せん自体の電子化については、医療機関から患者等へ直接交付される等の
制度上の要件を満足するとともに、紙媒体への記名押印または署名と同等の電子
署名の実施が必要となる。

3 医療に係る文書の電子保存についての検討状況

・診療録等の電子保存について、現在、医療機関等に限定されている保存に加え、
医療機関以外における外部保存を認めるための要件について検討することが求め
られている。

・ひとつの考え方として、個人情報に係るデータを暗号化して保存し、その複合
鍵を保存依頼側の医療機関が管理する、あるいは、外部保存を行う主体において
は、たとえば公正中立な仕組みによる認定を受けるなど一定の要件を満たすこと
を条件とするなどが考えられる。

・外部保存された電子情報の利活用については、引き続き検討していくべき課題
である。

・診療録の電子化を行っている施設等において、紙媒体の書面として確定された
診療録をスキャナー等により電子化してシステムに取り込み、診療等に際して参
照できるようにすることについては、これを妨げる規定はないが、元の紙媒体の
書面(原本)は保存しておく必要がある。この時、スキャンした電子文書に元の原
本性を付与することについては、スキャンを行った責任者を証明する仕組みやタ
イムスタンプ等の技術の組み合わせにより、これを可としてよいのではないかと
いう考え方がある。

 以上がこれまでの検討会で議論された主な内容ですが、読んでおわかりのよう
に、今のところ、具体的な結論は提示されていません。この中間取りまとめも、
「検討の対象となった個々の論点に対する考え方や意見を提示し、一定の結論を
導くための今後の議論の枠組みを提示」していくためのものとされています。こ
の後、案の整理を行い、5月下旬頃に正式に中間とりまとめが発表され、その後、
「提示された論点に係る結論をできるだけ速やかに得られるよう議論を継続して
いく」となっています。

 この間、2月に政府IT戦略本部が発表した「e-Japan戦略加速化パッケージ」
の中で、「診療情報の電子化など医療分野でのIT利用促進」がIT化が遅れている
分野の早期規制改革のテーマのひとつとしてあげられるなど、議論の動きが速く
なってきていますが、中でも、処方せんの電子化については、「情報化の効用を
議論する上で、国民に身近な題材と提供するもの」であるということで、検討会
でも活発な議論が行われているところです。当協議会としても、歓迎すべき流れ
だと思われますので、機会をとらえて、いい方向への変革が加速されるよう積極
的な発言をしていきたいと思っています。

■参考ページ:

・医療情報ネットワーク基盤検討会
  http://www.mhlw.go.jp/shingi/other.html#isei
・e-Japan戦略加速化パッケージ
  http://www.kantei.go.jp/jp/singi/it2/kettei/040206honbun.html
   
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【2】JIMA定時総会を6月16日に開催予定
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 日本インターネット医療協議会の定時総会を6月16日(水)に開催させていただき
ます。JIMAがNPO法人になって最初の定時総会ですが、今後、期待されるNPOとし
て、社会にさらに大きく貢献できる組織になっていきたいと願っています。その
ためには、より堅固たる活動基盤を構築していく必要があります。皆様方のいっ
そうのご支援、ご協力をよろしくお願い申し上げます。
 当日は総会の後、会員フォーラムも予定しています。詳細は改めてご案内させ
ていただきます。また、交流・親睦の懇親会も開催させていただきますので、ぜ
ひのご参加をお待ちしています。

  日本インターネット医療協議会定時総会&フォーラム

 ■日時 平成16年6月16日(水) 13時00分〜16時30分(予定)
 ■場所  アルカディア市ケ谷

  東京都千代田区九段北4-2-25
  JR市ケ谷駅徒歩1分、又は地下鉄市ケ谷駅A1-1出口徒歩1分

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【3】「eヘルス倫理コード」基準での更新審査が未完了のサイト運営者の方へ
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 昨年4月に「eヘルス倫理コード」の運用を開始するにあたり、それ以前にトラ
ストマーク付与の認定を受けられたサイトには、旧基準から新基準に移行する猶
予期間を昨年末まで設けさせていただきました。
 また、この間に更新審査を迎えられたサイトにつきましては、ご希望に応じて
旧基準での更新審査を行わせていただきましたが、2004年1月以降は、新基準への
準拠ができ次第、できる限り早い時期に新基準での審査を受けていただくことを
お願い申しています。

 また、旧基準の更新審査でトラストマークを掲示使用されていて、新基準への
移行作業を進められているサイトにおかれましては、審査を完了されるまで、マー
クに併記して、「eヘルス倫理コード」に対応準備中です、等の表示をするなどし
て、利用者が判別できるようご配慮をお願い申しています。「eヘルス倫理コー
ド」基準での更新審査が未完了のサイト運営者の方には何卒ご協力をよろしくお
願い申し上げます。

 なお、これまでして扱わせていただいた「医療情報発信者ガイドライン」は、
「eヘルス倫理コード」への移行に伴い、2003年12月末日をもって廃させていただ
きました。JIMAのサイトには、参考ページとしてしばらく「医療情報発信者ガイ
ドライン」のページを残させていただきますが、「医療情報発信時の利用者告知
基準」を含む本ガイドラインのページ等へのリンクや案内がある場合には、お手
数ですが、リンク等のチェックをお願いいたします。

 これらに関連して、ご不明の点は、事務局までお尋ねください。

■参考ページ:

・医療情報発信者ガイドライン
  http://www.jima.or.jp/trustguide/jimaprinciple.html

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【4】「JIMAプライバシーポリシーセンター」をご利用ください
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 自分のWebサイトでメールなどでの医療相談等を受けられている場合には、個人
情報を扱われていることになり、個人情報の取り扱い方針を定めたプライバシー
ポリシーを策定することが望ましいとされています。
 プライバシーポリシーの策定にあたっては、どのような個人情報を収集し、ど
のような目的に使い、どのように管理するのか、等の具体的な方針をわかりやす
く明文化していく工程が必要になってきますが、慣れない人には難しい作業に思
われます。
 JIMAプライバシーポリシーセンターでは、このプライバシーポリシーの組立て
を、サイト運営者がひとつひとつの質問に対話式に答えていくことで、ポリシー
のひな型を完成できるプライバシーポリシー作成支援ツールを提供させていただ
いています。トラストマーク使用者またはJIMA会員の方なら、無料で使用できま
す。トラストマークはまだだけれど、プライバシーポリシーはつくっておきたい
ということも可能です。ご希望の方は、下記のサイトの案内をごらんの上、「プ
ライバシーポリシーの作成キー希望」とのメールを事務局までお送りください。

■参考ページ:
・プライバシーポリシーセンターについて
  http://www.jima.or.jp/privacypolicy/guide.html

・プライバシーポリシー作成ページ
  http://www.jima.or.jp/privacypolicy/pform.cgi?mode=msg_form
 
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【5】トラストマーク新規・更新サイトの紹介 (3月度)
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 平成16年3月1日より、3月31日の間に、下記のサイトがeヘルス倫理コード基準
による審査を完了し、トラストマークを取得・更新されました。各サイトのセル
フアセスメント情報は、以下のマーク付与サイト一覧ページから参照できます。

  http://www.jima.or.jp/assessment/sform.cgi

▼項目、上からWebサイト名、URL、運営事業者(代表者又は個人)名です。(順不同)

<新規>

 今月はなし

<更新>

 今月はなし

※eヘルス倫理コード準拠サイト一覧のページは以下にあります。

  http://www.jima.or.jp/ehealth_code/sitelist.html

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 == ★ 事務局案内 ★ ==
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■今月のJIMA POST(ネット意見箱)投書数

 3月度のJIMA POSTの投書記事数は以下のとおりです。

 投書記事数  0 件

 過去の記事内容は以下のページから閲覧できます。(ID、パスワードが必要です。
忘れた方は事務局まで)

  http://www.jima.or.jp/kaiin/kaiin_post.html

■JIMA会員情報告知板のご利用をお待ちしています。

 会員向けに案内したい情報やご自身のWebサイトでの更新情報などがあれば、何
でも自由にご投稿ください。興味深い話題があれば、「JIMAニュース」編集部か
ら取材させていただくこともあります。

 会員ページから下記ページへ。
  http://www.jima.or.jp/cgi-pobox/wwwbbs.cgi
    
■JIMAニュースのバックナンバーを掲載しています。

 途中から入会された方や再確認用にJIMAニュースの記事バックナンバーを下記
にアップしました。

 会員ページから下記ページへ。
  http://www.jima.or.jp/NEWS/jima_news.html

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_/_/_/_/_/ 次号は2004年4月末頃にお届け予定です。(月1回発行)_/_/_/_/_/ 
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 【ご投稿、情報提供】 post@jima.or.jp まで
 【発 行】 特定非営利活動法人日本インターネット医療協議会
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