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(第1回定時総会より) ごあいさつ 特定非営利活動法人日本インターネット医療協議会 理事長 辰巳治之 平素は、当協議会に格別のご高配を賜り誠に厚く御礼申し上げます。 当協議会は昨年6月16日に特定非営利活動法人の認証を受け、NPO法人として新たなスタートをきらせていただきました。 ちょうど、その日より1年が経ちました。この1年間、いろいろ新しいことにチャレンジさせていただきました。 ひとつには、eヘルス倫理コードの本格的運用開始とともに、eヘルス倫理コード基準によるトラストマーク付与の審査認定手順を改めさせていただきました。理事会のもとに、eヘルス倫理コード審査委員会を設け、第一次審査、第二次審査といった所定の審査を行い、きめ細かい審査とフォローアップをさせていただく体制をつくりました。審査の時間が従来より長くかかることになりましたが、医療系のサイトに対する第3者評価と改善のプロセスの構築というきちんとした仕組みをつくりあげることができました。 しかしながら、本倫理コードはサイト運営の指針が112の項目にわたって詳細に示されているため、実際的にこれに準拠対応する難しさがありました。そこで、eヘルス倫理コードの内容を理解し、組織内で日常的にこれを運用したり、あるいは外からコンサルティング支援できる人材を育成させていただくことをねらいとして、eヘルス倫理コードマネージャー&アドバイザー制度と資格取得のための講習会プログラムを新年より開始させていただきました。これまで、3回の講習会を実施し、好評をいただいています。 このように、昨年度は、eヘルス倫理コードの普及とインターネット医療の発展に向けた環境づくりに取り組んで参りました。今日、ブロードバンドの家庭への浸透、デジタル機器の普及等、情報通信をとりまく環境は目覚ましく変わってきています。医療・保健分野でのITの利活用の推進が提言される中、インフラの整備とともに、提供される情報やサービスの質についても関心が高まってきています。 こうした流れを受けて、今後、様々な提供主体が、いかに多様で質の高いコンテンツやサービスを提供していくかということについて議論が深められ、また実際的にも多様なコンテンツやサービスが提供され、お互いに切磋琢磨しながら、よりよい方向に発展していくことが期待されます。当協議会では本年度もサイトの認証、倫理コードの研修会、あるいは研究フォーラムの開催など、有意義な活動に取り組んで参りたいと存じます。 会員各位、並びに運営委員会、審査委員会等の委員の皆様におかれましては、引き続きご支援、ご指導を賜りますようよろしくお願い申し上げます。 平成16年6月16日 平成15年度事業報告 (自平成15年6月16日 至平成16年3月31日) 1. 事業成果 平成15年度は、Webサイトの運用基準を示すeヘルス倫理コードの普及をはかるため医療機関や企業のサイト管理者を対象にした講習会を開催、eヘルス倫理マネージャーと同アドバイザーの育成事業に取り組んだ。また、本倫理コード基準によるサイトの審査認定、トラストマーク付与事業を重点的に行った。 2. 主な事業の詳細 1) eヘルス倫理コードによるサイトの審査認定事業 サイトへのトラストマーク付与の審査認定手順を新たに策定、審査委員会による一次審査、二次審査の段階を経てマーク付与を行う手順に改めた。平成16年3月までに4施設がマークを取得した。(その後、8施設がマーク取得または受審中) 2) eヘルス倫理コードマネージャー&アドバイザー講習会 病院や企業組織内の中にあって、eヘルス倫理コードを理解しサイト運営を行う担当者やこれを外部から支援する人向けに、eヘルス倫理コードマネージャー&アドバイザー講習会を開催した。平成16年3月までに、16名(社)が受講した。 3) 研究会(フォーラム)の開催 平成15年12月にインターネット医療に関する研究フォーラムを開催した。 4) 厚生労働科学研究事業への協力 辰巳理事長(札幌医科大学教授)を主任研究者とする厚生労働科学研究費補助金による研究事業に協力するかたちで、「医療・保健分野におけるインターネット利用の信頼性確保に関する調査研究」を行った。病院のWebサイトの運用状況やさまざまな課題を調査分析した。 5) その他、本協議会の事業目的に定める事項の推進実行 本法人の活動趣旨の普及をはかるため、各方面への積極的な広報に努めるとともに、厚生労働省等関係官庁との情報交換を行ったり、検討会やシンポジウムに参加し、意見提示を行った。 [資料] ※第1回定時総会報告書(PDFファイル:153KB) PDFファイルを表示したり印刷したりするには、Adobe Acrobat Readerが必要です。 まだ、お持ちでない場合は、下記のサイトから無料でダウンロードできます。
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